50問50答集

11 学会で授与する日寛上人の本尊がなぜ「ニセ本尊」なのか

日蓮正宗から破門された創価学会では、宗門より御本尊が戴けなくなったため、平成五年以降、自前の本尊を発行するにいたりました。

この学会製・本尊は、日蓮正宗26世日寛上人がお認(したた)めになった御本尊(栃木県・淨圓寺に所蔵の本證房日證(ほんしょうぼうにっしょう)師に授与された御本尊。淨圓寺の住職・成田宣道は平成四年に日蓮正宗から離脱し、この御本尊を学会に提供してしまった)を、好き勝手に改ざんしたうえで、大量にコピーした「ニセ本尊」です。

姿形だけは日蓮正宗の本物の御本尊に似ていますから、これがニセ本尊であることに気付かない学会員が多く、学会幹部の「新しい御本尊と交換しましょう」などというウソに騙(だま)されて、本物の御本尊をニセ本尊と取り替えてしまった人々が多数います(学会に回収された本物の御本尊は、まとめて御不敬されたといわれており、事実、一体として宗門に返納されていません)。

ここで、ニセ本尊のニセ本尊たる所以(ゆえん)を述べておきましょう。

①日寛上人は、日蓮正宗大石寺の26世であられ、創価学会の歴代でもなければ、宗門を離脱した淨圓寺の歴代でもありません。それを、日蓮正宗大石寺の許しもなく、勝手に日寛上人書写の御本尊を利用する、ということは、まさに法盗人の行為であり、学会の本尊は〝泥棒本尊〟です。

②御本尊は、唯授一人の相伝による開眼の御祈念がなされないかぎり、本門戒壇の大御本尊からの血脈がつながりません。学会は、「開眼など必要ない」と言いますが、それなら、自分達で勝手に御本尊をコピー(複製)して、いくらでも御本尊を作れることになってしまいます。こんな無開眼の〝コピー本尊〟を拝めるでしょうか。

開眼の意義について、日蓮大聖人は、「法華を心得たる人、木絵二像を開眼供養せざれば、家に主のなきに盗人(ぬすびと)が入り、人の死するに其の身に鬼神入るが如し」(全集469頁)と仰せられています。無開眼の〝コピー本尊〟は、相貌(そうみょう)は日蓮正宗の御本尊に似て、中味は鬼神の入れ替わった魔札なのです。

③学会では、日寛上人の御本尊に認められてあった「下野国小薬邑本如山淨圓寺 大行阿闍梨本證坊日證 授与之」という授与書きを勝手に削除し、さらに中央主題・梵字・四天王などの文字を、太くしたり伸ばしたりして、加筆しました。
これは、まさに〝変造本尊〟です。

およそ、以上のような理由で、学会発行の本尊は大謗法のニセ本尊だというのであります。もし、知らずにニセ本尊に替えてしまった人は、今後はニセ本尊に手を合わせることなく、即刻、謗法払いしなくてはなりません。
そして、本物の御本尊を御不敬してしまった罪障を消滅するために、固い決意をもって日蓮正宗に帰伏すべきであります。