創価学会では会員に対して、「寺で葬儀を行った人が法外な金額を要求された」とか、「総本山に参詣したら高額の請求書がきた」などという噂を流しています。しかし、これは、会員を総本山や寺院へ参詣させないための作り話です。
日蓮正宗の寺院では、葬儀や法事の際に御供養の金額を提示したり、御供養を強要することはありません。また総本山へ登山参詣した折には、従来どおりの御開扉御供養は必要ですが、それ以外の御供養等は個人の自由となっています。ですから、学会のいうような総本山から御供養の請求書が届いた、などということは絶対にありません。
なお、法華講員が信心活動する場合、講費・新聞書籍代などの費用がかかることはたしかですが、創価学会のように家計が逼迫するほどの費用がかかったり、寺院や講組織が強制的に集金したりすることはありません。
本来、御供養とは、大聖人の仏法を正しく受け継いでこられた御法主上人とその御弟子の御僧侶方の御命をお支えすることで、日蓮大聖人の仏法を支えていく、ということです。そして、真心から精一杯の志で御供養をすることで、今生において必ず利益があり、後生においても成仏が叶うと、大聖人様が御書の中で御約束くださっているのです。
日蓮正宗は、正しい信仰によって一人ひとりが幸せを築き、広宣流布をめざして折伏弘教に励むことを最大の主眼としており、寺院やご僧侶の経済的利潤を求めることを目的とした集団ではないのです。